養沢、ひさしぶり2019/09/09

週末、ひさしぶりに養沢へ。


慣れないロッドのキャスト練習がメインだ。
なぜか、以前よりなんとなく釣りになってる。
まだまだ精度は慣れたロッドに比べどうしようもないが。


思ったより気温が高かったので厳しかったが、
下養沢橋下ではまっていた釣り人を一声掛けて追い抜いて
谷間になっているその上は気温が低いのか、人があまりこないのか
スレていなく、活性も高かった。
楽しく過ごす。

昼過ぎから知らない人の良さそうな釣り人と話しながら一緒になんとなく
下から釣ってきたが、そのひとは下に戻ったようだった。
もう少し一緒に釣りたかったが。

谷間の、浅い流れは川岸がないのでウェーディングせざるを得ない。
魚影を確認しながらじっくりゆっくり釣り上がる。
そうだったなと思い出しながら。
ここで釣れるようになったのは養沢に来始めてからずいぶん経った頃だった。

魚を走らせないように、スローな釣り。
ずいぶんかけてこの流れを上りきったが、4匹ゲットはなかなかよし。

次の橋で一度上がり、その次の橋の元に降りてみる。
ヒラキに尺サイズの魚影。そろそろ産卵の下調べかな、ちょっとはやいか。
全く反応しないが30分ほど悩みながら狙う。それも楽しい。
その間、別の方向へキャストして数匹釣れる。

暑いから厳しいかと思ったが、結局10数匹だからまあまあ。
今日はキャスティングの日だからこれでよし。
それにしてもあんなに悩んでいたこのロッド、今日はとくに気にならなかった。
変わったロッドではあるけれど。

やっと実戦投入できる気分で、山岳渓流で使ってみてもよいかなと。


帰り際の風景。 自然だねぇ。

八ヶ岳、夏2019/08/25

週末やっと天気も良し、体調も良し、で、いつもの夏の流れへ。
やはり渋滞が多い。夏休みだからか。
山を歩き少し迷い11時に入渓。 この時期、薮は伸びるね。
今年前半、低温が続きいつもより藪の育ちが悪かったので前回は楽だったのだが
雨が続き気温も暑いと迷います。

やっと川の音が聞こえた時はほっとしたが、どうもいつもと位置がずいぶん違うので
川に降りられない崖。
崖沿いに進みやっと獣道を見つけ急坂を降りる。
やれやれ。

早朝にも雨が降ったようで水位が増えて、少しイワナポイントが減って
なかなか難しそうな気配。

そして魚の反応無し。
2時間ほど上がってやっと1匹。
岩盤際の流れが岩にぶつかるたるみで。


4時間ほどで結局2匹。効率悪すぎだ。
やはり去年、川の景色が激変するほどの大水では、ずいぶん魚が流れたのか。
渓相は悪くないが再生まで数年かかる気がする。
自然の治癒力に期待するか。
でもわりと好きな流れになったから、よし、としておこう。

キャスティングはずいぶん感覚的だ2019/08/20

フライキャスティングは難しい。
でもいつのまにかなんとなくそれなりにできるようにはなる。
我流だが、まあとりあえず釣りができるようになると、それで十分だったり。

というわけで、もう少しキャスティングというものを考えてみようと、
今までと全く違うアクションのロッドを買ったのはもうずいぶん前か。

某フライの人のシグネーチャーだな、ロングティペット用グラスロッド。

これがなかなかうまく投げられない。
結局、年に一度くらい練習だって感じで持ち出して、きびしいなあなんで
だろうとヘコむ。そんなこのロッド。

幸い某フライの人のサンプル映像が見れたりするので、
じっくり考えながら考察したり。

そんな練習釣行の前回は、キャストスピードか、荷重の載せ方かなぁと思い
試して玉砕。
それでも管理釣り場だからイワナをいくつか釣って、まあ楽しいから
いいやとなったが。
パワーが乗らない、ティペットが伸びきらない、ループ面がひねりが入って
いよいよ飛ばない、とか。

フツーに投げて、なんてフライのスピードが遅いんだと驚いたり。

で、何がダメなのか。

そこで全部がダメなのだろうと、いい加減にキャストすると、
なんかうまく飛ぶ。
他のロッドだと絶対ダメな感じでキャストするとまあまあうまくいく。

で、ここまでが前回わかったこと。
この、いい加減なキャストというのが論理的に整理できていなかったので、
とても感覚的なものだが、ひとつひとつ確認しつつまた練習する。

回転で投げる。平行移動はしない。
回転で投げるので自然とフォームはコンパクトになるし、
コンパクトになると、面が歪む力がそもそも発生しずらいようだ。

ロッドストップ後のブレをとめるため、スッと力を抜くなんてのを
無意識にやっていたようだが、意識的にやめる。
バックキャストが伸びきるまで待たない、平行移動もしない、回転投げ。

きっと無意識にやっているそんなことが、このロッドをうまく
使えない原因なのかも。
慣れた人ほど投げられない、みたいな。

やっとこのロッドの面白みがわかってきたとこ。
この手のロッド、もう一本欲しくなる。

八ヶ岳 夏の流れ2019/08/05

なんだか渋滞がいつになく激しく、へとへへとになりながら
いつもの喫茶店でひとやすみ。 の後、
夏にしか行かない流れへ。

道からの入渓はずいぶん苦労する場所なので、年イチくらいしか行かないが、
ただ随分上流なので水温は悪くないので今日はどうかと。

盛夏。
とにかく暑い。

道から森に入る点はいつも決まっているが、川岸までたどり着くといつも
少し違う位置、みたいな薮と森進行。
軽度の遭難か。

12:30くらいに川岸に立つ。
一年ぶりの川はこのあたりの他の流れと同じく大きく変わっていた。
安定した流れだと思っていたが、川の中の苔生した岩が
全くないのには驚いた。
ずいぶん岩も流れてきて、元が小さな川の分、変化は大きい。

つーか、どこだここは。景色が違う。

とりあえずすぐに一匹のイワナをキャッチ。
ゼロも覚悟していたので安心する。
よかった、この激流の後にも魚は残っているようだが、
釣れない時はとにかく釣れない、釣れる時はぼちぼちという
このあたりの川の感じでいうと、
魚影は少なくなったのかもしれない。

新鮮でもあるが、新しいポイントをじっくりと攻めすぎたせいで、
山に入ってからだが1時間、150mちょいしか進んでいないので、
ペースを早める。

流れた岩があれば掘られた淵もある。
悪くない渓相だが、元の環境の感じになるには数年かかるだろう。
ハマるとうるさいほどフライをつついた小さな魚の数が足りない。

よさそうな場所のみ攻めてかなり急いだので、予定時間には
予定位置に近いところまでペースを戻した。
にわか雨がある予想なので、その分停滞する予定だと、
この流れは脱渓点が限られるので、ゆっくりしていられない。

なんとなくフライをピーコックテレストリアルからアントに変えたが、
アピールが足りなかったかもしれない。
岩スレスレのたるんだ流れでバイト、キャッチしたが、
流れがあるところではこの後、出なかったのだ。

結局、2バラシ、4匹キャッチ。 5度くらいチビに突かれた感じ。
良くも悪くもないが、もう少し落ち着いて時間をかけたらもう少し
よかったかもしれない。
途中、冷たい風が吹いてきて、やはり夕立かと思ったが
ラッキーなことに(残念ながらか)結局降らなかった。

森を抜けるので急ぎめで脱渓点へ着。
今度は予定より早すぎた。
ペースは難しい。

さてここからクルマまで帰るまでがひと仕事。
ただ、今年は今まで低温度だったせいか、笹薮の生育が少し悪いので、
いつもよりは楽。
それも魚に影響しているかもしれない。
今年は今まで平均するとずいぶん不漁な八ヶ岳。


八ヶ岳、雨、濁り2019/07/08

週末は雨続きで、今年は釣行が少ない。
なんとか曇りの予報を信じて八ヶ岳のいつもの川へ。
ここのところ魚影が少なくなって、川への上り降りが報われないポイントだが、
もしかしたらと年に一回は来てみる。

が、川岸に到着した直後に雨。
降りはどんどん強くなり、とりあえず木陰で雨宿り。
1時間半をstonesを聴きながら川を眺めて過ごした。
わりと、こういう時間が好きだ。

かなり小降りになった頃、釣り始める。
が、全く魚影も反応も無し。

今日という状況は一発大物狙いには悪くないのだが、
そもそもやはりこの流れはオワコンかも知れない。
さすがに今日は釣り人がいないが、エサ釣りの人は増えている。
もちろん去年の渓相が変わるほどの台風も大きく影響していると思うが。

かろうじて17cmのイワナが出る。


このあたりに釣りに来始めてから、はじめてここまで大きく変わった渓相で、
でも、この角度の流れでこの石は、みたことあるぞ、部分的に残っているなという
ポイント。やはりバイトした。
(尾の下側が放流物の雰囲気だが、再生しているぽい)

その後はまた沈黙。
釣り上がり最終点までは、大きな不安定そうな岩で阻まれ、
先ほどの雨も考え、崩落が怖いので手前で終了。
やっと青空が見えたので、もっと下流に降るか悩んだが、
やはりここはやめておこう。

もっと奥が岩だらけになる。が、このあたりはいい景色。
雨上がりはいい。

そのまま別の流れへ。

先日ちらりと偵察しただけの橋上、フェンスを通る道の流れ。
あまりにも大きな変わりようだが、いいほうに変わっている。


ここは流れが手前の1/2くらいで早い流れだったのだが
今は適度な落ち込み、岩、たるみ、よい瀬。

何年かで落ち着いたら、よい釣り場になるかもしれないが、
一切合切流されてしまったような状況では、虫もいなさそう。

また曇ったが雨は無し。
ただし魚影も無し。

いい渓相になったんだけどなといかにもイワナがつきそうなポイントで
やっと一匹。


風が強くなったので、ここも最終点までいくのはあきらめ、終了。
まあとりあえず釣れたけど。
不完全燃焼か。

後からニンフで粘ってみるのもありだったかなと思う。
巻いてないけど。

ついでの日光湯川2019/07/03

ツレとドライブついでに日光湯川。
週末続く雨に釣りテンションは低かったが、もしかしたら奥日光に梅雨は無し、
という言い伝え?があったのを思い出し、日帰り温泉に行きつつ軽く釣り予定。

下界は大雨。いろは坂を上がると少し弱い雨で、戦場ヶ原まで来ると確かに
降りはもっと少ない。
が、昔、こんな状況で戦場ヶ原だけ突然青空なことがあったので、期待には
そぐわず。
湯の湖で雨の中ウェーディングするダブルハンドな釣り人たちを眺めながら
はやめにランチ。釣れてないな。

まあとりあえず湯滝へ戻り、3時間予定で釣る。
雨は小降り。
湯滝にはさすがに先行者がいたのでその下から。
すぐに反応があるがフッキングしない。
今日は#4ロッドで大物一発狙いなのだ。
流れの脇、たるみとの隙間で何度かの空バイトの後フッキング。
残念ながらバレる。

そのまま下流へ。
ダウンクロスであやしいところにキャスト。そのまま流すと大きな頭が見えて
バイトしようとしたが、これもかからず。
テンションが上がって同じように流しまくるが、どうも雨で低活性なのか、
底からバイトしようとして、間に合わない感じ。

以前大物を釣ったポイントも流れが変わって、というかちょっと増水気味で
早めな流れ。反応せず。

どちらかというと歩いている時間の方が長いが、それでも小滝上流あたりまで来る。
好きなナメの凹みも、増水と濁りで無反応。
雨が止み青空がやっとでたところでタイムアップ。諦める。
ついでなので実質2時間くらいの釣り。釣果ゼロである。
まあ反応があったので楽しめたが、フライサイズを落とした方がよかったかな。


日光の管理釣り場へ2019/06/17

わりと気に入っている日光の管理釣り場へ。
といっても年に1、2回しか行かないが。
前日は大雨で当日も朝方まで雨の予想で、どこもきっと増水で、この時期気温も
いまいちだし、雨は良い要素ではないと判断。疲れるし。高度が高いと寒いし。
ま、真夏なら良い要素だと渓流に突撃するのだが。

現地に着く手前までなかなかの雨だったが、すぐに止み、
もしかしたら戦場ヶ原とかのほうが楽しいかなと思いつつ、
タックルを手にする。

状況が良いからか、いつもだとポンプや水車を回しているのだが
今回は常設の流れ込みパイプ二つからの水流のみ。

もちろんその水流脇にはうようよと魚が群れている。
フライはエルクヘアカディス#10。舐めきっているな。
何投かして、バイト。
だが、走られ、切られる。
うー、ひさしぶりのこのヒキだ。で、4連続、バラし。
いい季節で魚の調子もあるのだが、このヒキに慣れないからか。
やっと1ゲット。
3匹ほど追加して、もう少し奥の方へ移動。
流れ込みパイプはなんだか釣れすぎて忙しいのと、フライを選ばないので
傾向がわからない。
ただ、まだ夏前だからか、ビッグドライの落下に反応イマイチ。
テレストリアルは早いか。

うろうろ楽しく午前を過ごしたが、午後は厳し目になってきた。
少し風、雨もぱらぱら。
風裏なのか岸沿いゴミのようなものでずいぶん沖合まで埋まっている。
ライズは多いが静かな鼻上げポーズ。
ミッジのたぐいがハッチしているのか?
大きいドライは見切られ、#22のミッジもいまいち。

ついにニンフも試すが、どうも反応が悪い。
ずいぶん悩んで、タバコを一服。
岸際にしゃがみ、水面を眺める。

だいたいこんな一服の時間で何かに気がつくことが多い。


埃のようなゴミのようなそれは、花びらとか何かかなと思っていたが、
あの鼻上げライズと繋がった。
忍野でも見た、極小なメイフライのハッチへのライズポーズ。
ゴミ、はかなりの量のメイフライのシルエット。
よくいうミッジ、と少し違う気がするが、こういうもんだったか。

(メイフライとカディスを比較で入れてみた。数が圧倒的に多いのは、
それより小さい何か)

全てが小さいが、メイフライのようなものは3mm以下くらいか。

神流川で羽の生えたアブラムシの流下へのライズも参ったが、
これも厳しすぎる。

ティペットはこれ以上細くできないし。

忘れた頃にバイトする魚を相手にしつつ、こちら側の岸はあきらめ
対岸へ。
そっちは風上でホコリがなかった。もちろんライズも無いが。
だが釣り人がいなかったせいか、岸近くを回遊する魚影が多数。
午前は光の方向で水面下が見ずらかったが、この時間はまあまあ見える。
それが逆にティペットの水馴染みが見やすくて、
きちんと「流れの弱い場所でのライズへの対応」をしてやると、バイトしてくれる。
丁寧、大切。


早めに上がろうかなと思っていたが、そこから帰り道方面へ移動しながら
あと一匹、と、それが釣れない。
ポンプ流れ出しまできて、流れ手前のたるみでの大物バイトはフッキングせず、
こちら側からだと流れ出しに群れているところまでは届かないので、
ここまでかなと終了。

いつも楽しい管理釣り場だが、もう少しテレストリアルな季節が好みかな。
ビッグドライにリアクションバイトは、さすがにハッチのある季節には
無理だった。



本谷またまた2019/06/05

週末神流川本谷へ。
好きな区間でアガる。

が、そろそろ厳しい季節。
魚影は多いのだが、ことごとくスレスレである。
やっと一匹、みたいな感じで気がつくと区間最後。
ひさしぶりの区間なのでペースを誤った。


それにしても一匹は無いな。厳しすぎる。
と、まだ区間解放の時間までずいぶん(一時間半!!)あるので、早めの昼飯で
少し時間をおいて、正午くらいからもう一度同じ区間を釣り上がる。

と、なんとなく雰囲気が違って魚たちがざわざわしている感じ。
うっかり足元から尺ヤマメを走らせて、いや、朝は同じところにいなかったよな、
なんて?
なるほど、朝は曇り気味で谷底なここは偏光グラスをイブニング用にしたいくらい
だったが、曇りながらも日の差す角度になってきたので誘われたのか、
ハッチが増えて、大物も出撃開始の時間らしい。

また、朝はいなかったカタに尺が定位している。
バイトせず。
が1度目遡行より3倍楽しいぞ。
あまりにも反応がいいのでいつものクセでフライはでかいカディスにチェンジ。

やっとぽつぽつ釣れて、ただそれよりも魚がヒラキに出ているのが見えることが
楽しい。いい景色だ。

と、手前に深み、奥に浅いナメっぽい場所。
やはり見える。対岸際に尺の魚影。
中央から対岸への流れに乗せる様にぽとりとフライを落とす。

と、ぎゅーん、という擬音が聞こえそうな勢いでこちら岸から魚が走ってバイト。

2mくらい? 落下音に反応したのか。#10カディス。

これは楽しい。

32cm、元気なヤマメだ。

ちなみにネットはずいぶん大きめなので・・・写真映えしない。
ラバーネットがいろいろ楽で好きなのだが、コンパクトなのが無い様で、
いつもなんとかしたいなあと思ってしまう。
ラバーコーティング、のネットは売っているのだが。ゴースト(透明)ネットは無いな。

閑話休題。

それにしても本谷で2度同じところを上がって、こんなに反応があったのは初。
区間解放の時間を1時間過ぎて、朝と同じ場所、区間終わり。さて。

なんとなく満足していたので、美味しいところだけちょっと釣って
早めに上がろうかと、
脱渓し上流区間へ人影を確認しながら歩く。
途中、誰もいないのは上流にいるのか。

堰堤にも誰もいなかったので、その下の入り口まで戻り、
さくさくと下段堰堤まで。

と、流れ出しでライズあり。
近々に釣ったひとはいなさそう。だが小さいか。
河岸からじっくり見渡すと、堰堤キワに大物の影が見え、鼻を出したライズ。
堰堤流心?から外れたところは、コンクリートの壁に張り付く様に水流が落ちて、
どうもその微かな流れに捕らえられた何かを食っているよう。

一発で決めたかったが流心をまたぐのでラインが引かれドラグがかかる。
対岸へ渡るには、崖が迫りポイント近くを通らざるを得ないので、
魚に気付かれるだろう。
ここからしかない。

で、本当に微落ち込みに突っ込んでからドリフトさせるようにすると
バイトした。が、すっぽ抜け。
鼻出しのライズだったのでいけるかと思ったが、drowned的なものを食っているのか
吸い込みが弱いのと、合わせ角度が口から出る方向という罠か。

食い気は旺盛でその後も何度もバイトしたが、ことごとく外れる。

遅合わせ? 半沈? 逆にデカいのか? ミッジ? 水面直下?

悩むのは楽しいが、敗退。
いつのまにか別の小さめの魚が入れ替わりに定位してしまった。

ちなみにここで釣っている最中、モンカゲを3匹見た。
これが同じ区間の2度目が良かった理由か。
知らないうちに下でも出てたのかな。

ざくざくと川を渡り、さっきの小さい魚が走るのを横目で見ながら
一段上の堰堤へ。

流れ出し下流、まあさっきの堰堤の上だが、ずいぶん浅い流れになっているが
よくそここに魚が定位しているので、静かに見渡しながら歩く。
もしかするとここは誰か釣った後なのかもしれない。
充分時間をかけて眺めたが魚影は見えない。

そのまま流れの真ん中から対岸方向へキャスト。
いくつかスリットがあるのでそれを狙うとすぐにヤマメ。
少し沈み気味、かな。

と、目の前を下流からじわじわと泳いでくる尺ヤマメ。
あんなに探したのにどこに隠れていたのか。
あまりにも手前だったのでどうしようかと悩んでいるうちに
落ち込み方面へと消えた。
だがやはり尺ヤマメが泳いでいるのを見ると楽しい。

結局釣れなかったけどね。

終了1時間前だが、今日は終了。
役場前にでも寄ろうかと思ったが、思ったより肌寒いのでやめておく。
満足な一日。


八ヶ岳いつもの渓へ2019/05/27

釣りにベストな5月を仕事やら体調やらで無為に過ごす。
おいおいもう下旬じゃないか。

しかもやっと行ける今日は異常気象で暑いらしい。
朝に今から夏用メッシュベストとウェットウェーディグ装備にするかどうするか
悩んだり。
まあとりあえずそのまま春装備で行くことに。

それでもフライボックスは少しテレストリアル気味な感じで埋める。
早めに出る予定がまた少し遅くなってしまった。

さてさて9時に川岸。
もう暑い。
それにしても流れが知らない感じになってる。
向かって左側がメインの流れだったはずだが、河原になってる。

しかも先行あり。足跡ポジションからルアーか。
まあ今日は暑さのほうが気になる。

というわけで結局川を眺め、綺麗だなと森林浴(渓流浴?)状態。

流れが変わったので増水か減水かわからない。
ここで白泡多かったら増水、というワタシ的基準点だったんだけど。


魚影無し。
おそらく白泡の下で寝てるんだろう。
で、ゼロ漁獲。あーあ。

それにしてもハッチはかなりあるんだよね。
まだ5月の虫たち。
いろいろ想定外。

とりあえず上がれるだけ上がって渓相の変化を確認して
それはそれで楽しめた。

次回は夏向きの流れかな。

GWの中の八ヶ岳2019/05/03

大渋滞。
GWも真ん中くらいだから、まあ空いてるかなと。
甘い。

東京を出るまで、全域、断続的に渋滞。朝6時。
もっと早くでればよかった。

6時に外環との交差を越えていればそこまで苦労しないのだが。
まあ失敗である。

通常の2倍の時間で到着。
中部横断分岐とか、事故とか、陥没とかいろいろ登場。
むーむ。

上流の橋を偵察。
橋から見ただけで流れが随分違う。
ちょっと変わり過ぎで、魚がつくまでまだまだかなと思う。

下流も偵察。


すごいことになっている。 川が見えていないが、半分埋め立てて足場にして工事中。
護岸が大きく崩れたのだろう。


いつもの喫茶店で情報収拾。
去年の台風の影響で川は、
「今まで見たことがないほどの変わりよう」とかなんとか。
やばそうだが、慣れた流れを偵察に。

入りやすい橋の柵。車あり、釣り人あり。
少し散策路を歩いてみたが、確かに別の川みたい。堰堤の下流部分が流れてる。
が、悪くない感じではある。
適度な石に適度な流れ。

釣り人ありなので場所を変更。
いつもの流れへ。

台風で崖も崩落したりして、倒木が多いところだが、新倒木!!を越えるのに苦労する。

軽く斜面を巻かないといかん。

なんとなく今年はダメだろうと思う。
ここまで変わると、いろいろ落ち着くのに時間がかかりそう。

それでも景色はいいので、楽しみつつゆっくり遡行する。
全く魚影も無いので、いろいろやってみる気も起きず、ただ鳥の声に包まれて
川の清らかな流れを眺める。
まあ、そろそろ最盛期なはずなんだが、この感じだからもう開き直り。
遡行は好きだ。
ずっと人工物を見ることが無い場所はとくに。

途中、少しきつい流れを超えられず、初めての経路できつい斜面を登り脱渓。
まだ下草が伸びきっていないから進める路だ。覚えておこう。

いつもの脱渓点からもういちど流れに戻り、それでもこのままじゃ帰れないなと
もう少し進む。

ほんの小場所。岸際のほぼ流れのないポケットにフライを落とすと、、、


やっと今年のイワナに会えた。


よし。