日光湯川ひといっぱい2023/06/14

週末、久しぶりな日光湯川。
野暮用で遠回り、10時過ぎに清滝駐車場到着。
で、最後の1台分。混んでいる。
もちろん全車が釣り人ではないだろうけれど。。。
だが甘かった。
先週末もその前も天気が悪かったから、今週に人が集まったのか。
まあしょうがないが、清滝のまわり見える範囲で5人、下流にも続いているようだ。

実は釣りをする前、駐車場に戻ってきていた釣り人に状況を聞いたのだが、
・抜群に調子良いが人多すぎ
・全くダメ、人多すぎ
という答え。
さてどう判断したものか。

清滝の橋を渡りそのままあまり歩いたことのない、その先の
コースへ進む。確か、川に近付く部分もあったはず。
気持ちの良い森を楽しみながら、ときおり見える流れ全てに釣り人を見つけ、
気が付けば、小滝への分岐。
青木橋方面は赤沼から行くとして、とりあえず小滝へ。
満員。そのまま清滝まで戻る道へ。一周しちゃったらこれは下流へ
移動かな。

やっと小滝から戻る途中、スペースを見つけた。
すでに入渓から1時間。。。
ちょっとした岩盤と瀬で、以前面白い釣りをした場所だったが、
釣り人の直後なのか出ず。
そして釣り下がりのグループが。
一声かけて交差したが、そもそもこんな状態は辛い。
が、なんとかニンフを流せない倒木の間にドライをステイさせて一匹。
まあ逆に釣り方が限定されて分かり易い本日の状況か。

と、少し釣り上がると釣り人の直後じゃないからなのか、小さいがバイトが
多い。
ぽんぽんと3匹。
今日はおそらく活性が高い日なのだろう。
ただそもそも釣る場所が無いのは厳しい。
そこからすぐに釣り人渋滞で、おそらく清滝まで。
しょうがないので、赤沼へ移動。

いつもはもっと遅い時間に移動するのだが余裕があるので、あまり行ったこと
のない区間をじっくり歩いてみた。
遠くから見つけたライズを追うように歩き回る。
猿の群れに囲まれ冷や汗をかきながらも、タイミングがよくライズの波に乗り
3匹追加。
そのあとはなかなか続かない。
もっと下流も見てみたくて歩き回る、まだまだ最下流では無いらしい。
が、岩の流れになり、ちょっと釣り方変わりそうで、
とりあえず今日はここまで。

知らなかった釣り、場とか方法とか、の発見は楽しい。
ただ、人多いのはね。。。

今年は終了2019/12/10

いつもなら、禁漁になってから寒くなるまでは、C&Rや管理釣り場の
時期なのだが、
台風の影響で休場が続き、すでに寒くなって、今年は釣り終わりな気分。
こんな年もあるのだな。
自然が相手なので仕方がない。

それにしても今年の渓流は、よく行く流れが全て去年の台風で大きく
変わり、魚影もとても少なかった。
ただ、瀬や淵がうまく整えられて、ある意味よい流れのかたちに
なっていたので、
もしかしたら来年はいいのかもなと思っていたので、
また今年の台風の影響で、どうなっているのかがとても気になる。
まあ気を揉んでも仕方がないが。

静かにタイイングする日々に入る。

日光のいつものポンド2019/11/05

禁漁後は、いつもC&Rだったり冬季なんとかだったりに行っていたのだが、
台風で河川の被害が深刻で、残念ながら釣りができるところなどなく、
今年はこのままフェードアウトかなと思っていたが、
さすがにポンドは影響もなく、釣りができるとのこと。

この頃、東北道は恐ろしいほどの渋滞に阻まれるのだが、お魚の呼び声に
あらがえるわけもなく、釣行。

むっちゃ難しいという感じ。
しかもドライ(希望)でチャレンジ。

で、8時半くらいから12時くらいまでゼロ。
オイオイ。
正確には30cmほどの魚が3匹だが、ここでは数に入れないのだ。
どーん、というヒキが欲しい。

午前中から表層にはあまり大物が見えず、これはちょっと厳しいなと
思い始めた1時過ぎ、やっとナイスな魚が掛かる。
ビートル系のパターンをしつこく上空から落とすと、
そっぽを向いた小物の下から大物が底から現れた。
一気に走るこれが楽しい。
ネットに収めるのに苦労する50cmオーバー。
とりあえず満足。きてよかった。
じゃあ底の魚をなんとか誘えればといろいろやってみたが、
この後はこの一匹だけだった。

対岸は結構釣れていて、岸寄りにざわざわとした感じがあったので
場所が空いた時に移動。
なぜかこちら側は銀蠅が多く、これはもしかするとライズの原因だったか。
残念ながら、バイトしている風には見えなかったが。

そしてこちら側は順光だが水面下が見えずらく、ちいさいのを掛けてから
またぐるりと移動しつつ結局元の位置にもどってしまう。
それにしても見えづらかった原因はオチがあるのだが・・・

3時過ぎ、向かい風が厳しくなる。
水面を風と共にさざ波が渡ってくる。
向かい風だし寒いし、そろそろ帰るかと、向かい風に負けないよう
強くキャストする。
バイト。
おお、と引きを楽しみ、次のキャストでもバイト。
ええ?
と驚きつつ、さざ波が警戒心を減らしたのか、大物が上ずってきた
感じがあるなと気合が入る。
帰ろうかと思ってたのにゲンキンなものだ。

風の切れ目に魚影を確認しつつ、フライの落下のすぐ後にさざ波に
揉まれるようなタイミングだとよいみたいだ。
スレるまで追加して、満足して終了。

結局ドライを十分楽しんだ。この時期にうれしいことよ。

帰り準備をしながら、それにしても見えづらいのは辛いなと
偏光グラスを外すと・・・
普通のメガネのまま、釣っていた。
気が付けよ。

釣り納めですが2019/10/03

週末八ヶ岳の渓へ。
日曜の天気予報が雨だったので、思い立ったのは午前10時過ぎ。
大渋滞で渓に立ったのは3時。
もうロッドが振られたらいいやという感じ。
まあ、だからこその実戦投入。自然渓流でのロングティペット用ロッド。
やはりまだ真剣モードのときの相棒にはできないか。

とりあえず疲れたのであまり歩くのもなあ、とメジャーなポイントへ。
久しぶりの流れは気分が変わって楽しい。

が、

2バイト。 で、すっぽ抜けとバラし。

釣果ゼロ ですよ。

帰り際、イブニングに賭ける釣り人と会うが、今日は今まで釣果無しだったらしい。
今年の八ヶ岳近辺は辛すぎたなあ。
また来年。

気になって養沢堰堤上チャレンジ2019/09/24

週末連休またまた養沢。
実戦か、(自然渓流上流とか) と思ったが、ま、養沢の最上流も狭いところあるし
数年そのあたりには行っていない気がするので、いいかなと。

堰堤の駐車場で準備し終わったところで、別の釣り人が上流側から駐車場に来る。
下流に降りてから上がってくるとのことなので、駐車場すぐ下から入らせてもらう。


こんなとき無言の釣り人もいるが、ひと声かけるだけで気持ちいい。
管理釣り場だからバッティングはしょっちゅうなんだし。
実は話しかけるとフレンドリーだったりする人もいるから、
まーシャイなだけなんだろうけれど。

このあたりもちょっと狭かった印象があったが、まだ慣れないロッドのバックキャスト
でも、悩まず釣りあがれた。
ただし、やはりスレていて、キャストごとに目の前の魚影が奥に消えていく。

魚を散らしながら堰堤まで。


堰堤では増水気味の落ち込みから来る向かい風で、全く投げられず。
1匹のみなんとか釣って撤退。
やはりロングティペットは風に厳しい。

そのまま一度道路に出てすぐ堰堤上へ。
このあたり浅くてポイント細かくて、実は好きな楽しい叩き上がりって感じだが、
2度ほど反応があっただけ。
だが浅い瀬のなかのほんの小さい段差で、なんと・・・

ひさしぶりのブラウン。
綺麗な模様に見とれる。ボーナスキャラかな。

と。



こんなにちっちゃいのに模様がはっきり。
ボーナスその2。

一息ついてから上がっていくと次の入渓点あたりから少しいい深みに魚影。
流れに島があって細いが深いポイント。
だが一発目でいい感じにフライが入りバイト。
結構大きいヤマメだがバラし。無念。
厳しいポイント、ちょっと深いポイントにはついてるね。
そのあとは無反応だったので、そのポイントにこだわってニンフを流し
まあまあなヤマメをゲット。
さっきのより小さいが27、8くらい。

ロングティペットリーダーからニンフへの切り替えは特別なことをせずそのまま。
ただやはり深め狙いなので重いニンフ、投げづらいので、
結局アウトリガーっぽくなる。
その仕掛けのまま、カーブする付近の大場所でもいくつか。
ここは魚が中層にいたので、ルースニングで。
軽いニンフにマーカーだったらまあ投げれるんだけれど。

そして久しぶりなヤマメのプールから橋の下までいくつか追加しながら。
ちょっとなぜか温風が吹いてきて、ここが風のたまりなのか、
前線が通り過ぎたのか、妙な雰囲気。雨かな。
橋下にはいつのまにか梯子があって上がりやすくなっていた。

橋の上流から入るが、すぐに先行者。
このあたりはポイントが複雑なので、竿抜けをつつきながら
上がる。
2つほど追加して、先行者が淵に引っかかって上がらないので、脱渓。
まあ、夢中になってたらしょうがない。

それにしてもロングティペットでの小さなポイントの叩き上がりも
なかなかいけるなと思った。
流れが複雑なところで、ドリフト時間が稼ぎやすい。
近距離は叩きづらいかと思っていたが、まあまあできるもんだ。

実戦、行くかな。

続けて養沢2019/09/19

週末またまた養沢へ。
今週雨の日があったが、まだ増水気味で苦労するかなと。
先週の、巻きポイントが逆の流れになっていた。

さて、続けてロッド慣熟走行だが、この増水がうまくハマった。
さすがロングティペットリーダー専用ロッド。
流れの向こうや、複雑な巻きも楽に攻められる。
気温も落ち着いていたので適度に釣り、来週は実戦投入かなと思う。
慣れてきたぞ。

こいつ並みにこのロッドで魚を捕らえたいものだ。



養沢、ひさしぶり2019/09/09

週末、ひさしぶりに養沢へ。


慣れないロッドのキャスト練習がメインだ。
なぜか、以前よりなんとなく釣りになってる。
まだまだ精度は慣れたロッドに比べどうしようもないが。


思ったより気温が高かったので厳しかったが、
下養沢橋下ではまっていた釣り人を一声掛けて追い抜いて
谷間になっているその上は気温が低いのか、人があまりこないのか
スレていなく、活性も高かった。
楽しく過ごす。

昼過ぎから知らない人の良さそうな釣り人と話しながら一緒になんとなく
下から釣ってきたが、そのひとは下に戻ったようだった。
もう少し一緒に釣りたかったが。

谷間の、浅い流れは川岸がないのでウェーディングせざるを得ない。
魚影を確認しながらじっくりゆっくり釣り上がる。
そうだったなと思い出しながら。
ここで釣れるようになったのは養沢に来始めてからずいぶん経った頃だった。

魚を走らせないように、スローな釣り。
ずいぶんかけてこの流れを上りきったが、4匹ゲットはなかなかよし。

次の橋で一度上がり、その次の橋の元に降りてみる。
ヒラキに尺サイズの魚影。そろそろ産卵の下調べかな、ちょっとはやいか。
全く反応しないが30分ほど悩みながら狙う。それも楽しい。
その間、別の方向へキャストして数匹釣れる。

暑いから厳しいかと思ったが、結局10数匹だからまあまあ。
今日はキャスティングの日だからこれでよし。
それにしてもあんなに悩んでいたこのロッド、今日はとくに気にならなかった。
変わったロッドではあるけれど。

やっと実戦投入できる気分で、山岳渓流で使ってみてもよいかなと。


帰り際の風景。 自然だねぇ。

八ヶ岳、夏2019/08/25

週末やっと天気も良し、体調も良し、で、いつもの夏の流れへ。
やはり渋滞が多い。夏休みだからか。
山を歩き少し迷い11時に入渓。 この時期、薮は伸びるね。
今年前半、低温が続きいつもより藪の育ちが悪かったので前回は楽だったのだが
雨が続き気温も暑いと迷います。

やっと川の音が聞こえた時はほっとしたが、どうもいつもと位置がずいぶん違うので
川に降りられない崖。
崖沿いに進みやっと獣道を見つけ急坂を降りる。
やれやれ。

早朝にも雨が降ったようで水位が増えて、少しイワナポイントが減って
なかなか難しそうな気配。

そして魚の反応無し。
2時間ほど上がってやっと1匹。
岩盤際の流れが岩にぶつかるたるみで。


4時間ほどで結局2匹。効率悪すぎだ。
やはり去年、川の景色が激変するほどの大水では、ずいぶん魚が流れたのか。
渓相は悪くないが再生まで数年かかる気がする。
自然の治癒力に期待するか。
でもわりと好きな流れになったから、よし、としておこう。

キャスティングはずいぶん感覚的だ2019/08/20

フライキャスティングは難しい。
でもいつのまにかなんとなくそれなりにできるようにはなる。
我流だが、まあとりあえず釣りができるようになると、それで十分だったり。

というわけで、もう少しキャスティングというものを考えてみようと、
今までと全く違うアクションのロッドを買ったのはもうずいぶん前か。

某フライの人のシグネーチャーだな、ロングティペット用グラスロッド。

これがなかなかうまく投げられない。
結局、年に一度くらい練習だって感じで持ち出して、きびしいなあなんで
だろうとヘコむ。そんなこのロッド。

幸い某フライの人のサンプル映像が見れたりするので、
じっくり考えながら考察したり。

そんな練習釣行の前回は、キャストスピードか、荷重の載せ方かなぁと思い
試して玉砕。
それでも管理釣り場だからイワナをいくつか釣って、まあ楽しいから
いいやとなったが。
パワーが乗らない、ティペットが伸びきらない、ループ面がひねりが入って
いよいよ飛ばない、とか。

フツーに投げて、なんてフライのスピードが遅いんだと驚いたり。

で、何がダメなのか。

そこで全部がダメなのだろうと、いい加減にキャストすると、
なんかうまく飛ぶ。
他のロッドだと絶対ダメな感じでキャストするとまあまあうまくいく。

で、ここまでが前回わかったこと。
この、いい加減なキャストというのが論理的に整理できていなかったので、
とても感覚的なものだが、ひとつひとつ確認しつつまた練習する。

回転で投げる。平行移動はしない。
回転で投げるので自然とフォームはコンパクトになるし、
コンパクトになると、面が歪む力がそもそも発生しずらいようだ。

ロッドストップ後のブレをとめるため、スッと力を抜くなんてのを
無意識にやっていたようだが、意識的にやめる。
バックキャストが伸びきるまで待たない、平行移動もしない、回転投げ。

きっと無意識にやっているそんなことが、このロッドをうまく
使えない原因なのかも。
慣れた人ほど投げられない、みたいな。

やっとこのロッドの面白みがわかってきたとこ。
この手のロッド、もう一本欲しくなる。

八ヶ岳 夏の流れ2019/08/05

なんだか渋滞がいつになく激しく、へとへへとになりながら
いつもの喫茶店でひとやすみ。 の後、
夏にしか行かない流れへ。

道からの入渓はずいぶん苦労する場所なので、年イチくらいしか行かないが、
ただ随分上流なので水温は悪くないので今日はどうかと。

盛夏。
とにかく暑い。

道から森に入る点はいつも決まっているが、川岸までたどり着くといつも
少し違う位置、みたいな薮と森進行。
軽度の遭難か。

12:30くらいに川岸に立つ。
一年ぶりの川はこのあたりの他の流れと同じく大きく変わっていた。
安定した流れだと思っていたが、川の中の苔生した岩が
全くないのには驚いた。
ずいぶん岩も流れてきて、元が小さな川の分、変化は大きい。

つーか、どこだここは。景色が違う。

とりあえずすぐに一匹のイワナをキャッチ。
ゼロも覚悟していたので安心する。
よかった、この激流の後にも魚は残っているようだが、
釣れない時はとにかく釣れない、釣れる時はぼちぼちという
このあたりの川の感じでいうと、
魚影は少なくなったのかもしれない。

新鮮でもあるが、新しいポイントをじっくりと攻めすぎたせいで、
山に入ってからだが1時間、150mちょいしか進んでいないので、
ペースを早める。

流れた岩があれば掘られた淵もある。
悪くない渓相だが、元の環境の感じになるには数年かかるだろう。
ハマるとうるさいほどフライをつついた小さな魚の数が足りない。

よさそうな場所のみ攻めてかなり急いだので、予定時間には
予定位置に近いところまでペースを戻した。
にわか雨がある予想なので、その分停滞する予定だと、
この流れは脱渓点が限られるので、ゆっくりしていられない。

なんとなくフライをピーコックテレストリアルからアントに変えたが、
アピールが足りなかったかもしれない。
岩スレスレのたるんだ流れでバイト、キャッチしたが、
流れがあるところではこの後、出なかったのだ。

結局、2バラシ、4匹キャッチ。 5度くらいチビに突かれた感じ。
良くも悪くもないが、もう少し落ち着いて時間をかけたらもう少し
よかったかもしれない。
途中、冷たい風が吹いてきて、やはり夕立かと思ったが
ラッキーなことに(残念ながらか)結局降らなかった。

森を抜けるので急ぎめで脱渓点へ着。
今度は予定より早すぎた。
ペースは難しい。

さてここからクルマまで帰るまでがひと仕事。
ただ、今年は今まで低温度だったせいか、笹薮の生育が少し悪いので、
いつもよりは楽。
それも魚に影響しているかもしれない。
今年は今まで平均するとずいぶん不漁な八ヶ岳。