八ヶ岳 夏の流れ2019/08/05

なんだか渋滞がいつになく激しく、へとへへとになりながら
いつもの喫茶店でひとやすみ。 の後、
夏にしか行かない流れへ。

道からの入渓はずいぶん苦労する場所なので、年イチくらいしか行かないが、
ただ随分上流なので水温は悪くないので今日はどうかと。

盛夏。
とにかく暑い。

道から森に入る点はいつも決まっているが、川岸までたどり着くといつも
少し違う位置、みたいな薮と森進行。
軽度の遭難か。

12:30くらいに川岸に立つ。
一年ぶりの川はこのあたりの他の流れと同じく大きく変わっていた。
安定した流れだと思っていたが、川の中の苔生した岩が
全くないのには驚いた。
ずいぶん岩も流れてきて、元が小さな川の分、変化は大きい。

つーか、どこだここは。景色が違う。

とりあえずすぐに一匹のイワナをキャッチ。
ゼロも覚悟していたので安心する。
よかった、この激流の後にも魚は残っているようだが、
釣れない時はとにかく釣れない、釣れる時はぼちぼちという
このあたりの川の感じでいうと、
魚影は少なくなったのかもしれない。

新鮮でもあるが、新しいポイントをじっくりと攻めすぎたせいで、
山に入ってからだが1時間、150mちょいしか進んでいないので、
ペースを早める。

流れた岩があれば掘られた淵もある。
悪くない渓相だが、元の環境の感じになるには数年かかるだろう。
ハマるとうるさいほどフライをつついた小さな魚の数が足りない。

よさそうな場所のみ攻めてかなり急いだので、予定時間には
予定位置に近いところまでペースを戻した。
にわか雨がある予想なので、その分停滞する予定だと、
この流れは脱渓点が限られるので、ゆっくりしていられない。

なんとなくフライをピーコックテレストリアルからアントに変えたが、
アピールが足りなかったかもしれない。
岩スレスレのたるんだ流れでバイト、キャッチしたが、
流れがあるところではこの後、出なかったのだ。

結局、2バラシ、4匹キャッチ。 5度くらいチビに突かれた感じ。
良くも悪くもないが、もう少し落ち着いて時間をかけたらもう少し
よかったかもしれない。
途中、冷たい風が吹いてきて、やはり夕立かと思ったが
ラッキーなことに(残念ながらか)結局降らなかった。

森を抜けるので急ぎめで脱渓点へ着。
今度は予定より早すぎた。
ペースは難しい。

さてここからクルマまで帰るまでがひと仕事。
ただ、今年は今まで低温度だったせいか、笹薮の生育が少し悪いので、
いつもよりは楽。
それも魚に影響しているかもしれない。
今年は今まで平均するとずいぶん不漁な八ヶ岳。


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