キャスティングはずいぶん感覚的だ ― 2019/08/20
フライキャスティングは難しい。
でもいつのまにかなんとなくそれなりにできるようにはなる。
我流だが、まあとりあえず釣りができるようになると、それで十分だったり。
というわけで、もう少しキャスティングというものを考えてみようと、
今までと全く違うアクションのロッドを買ったのはもうずいぶん前か。
某フライの人のシグネーチャーだな、ロングティペット用グラスロッド。
これがなかなかうまく投げられない。
結局、年に一度くらい練習だって感じで持ち出して、きびしいなあなんで
だろうとヘコむ。そんなこのロッド。
幸い某フライの人のサンプル映像が見れたりするので、
じっくり考えながら考察したり。
そんな練習釣行の前回は、キャストスピードか、荷重の載せ方かなぁと思い
試して玉砕。
それでも管理釣り場だからイワナをいくつか釣って、まあ楽しいから
いいやとなったが。
パワーが乗らない、ティペットが伸びきらない、ループ面がひねりが入って
いよいよ飛ばない、とか。
フツーに投げて、なんてフライのスピードが遅いんだと驚いたり。
で、何がダメなのか。
そこで全部がダメなのだろうと、いい加減にキャストすると、
なんかうまく飛ぶ。
他のロッドだと絶対ダメな感じでキャストするとまあまあうまくいく。
で、ここまでが前回わかったこと。
この、いい加減なキャストというのが論理的に整理できていなかったので、
とても感覚的なものだが、ひとつひとつ確認しつつまた練習する。
回転で投げる。平行移動はしない。
回転で投げるので自然とフォームはコンパクトになるし、
コンパクトになると、面が歪む力がそもそも発生しずらいようだ。
ロッドストップ後のブレをとめるため、スッと力を抜くなんてのを
無意識にやっていたようだが、意識的にやめる。
バックキャストが伸びきるまで待たない、平行移動もしない、回転投げ。
きっと無意識にやっているそんなことが、このロッドをうまく
使えない原因なのかも。
慣れた人ほど投げられない、みたいな。
やっとこのロッドの面白みがわかってきたとこ。
この手のロッド、もう一本欲しくなる。
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